2024年7月期のTBSドラマ『笑うマトリョーシカ』。
若き総理候補、清家一郎を取り巻く金言の欲望が渦巻いた「政治×ヒューマン×サスペンス」です。
清家一郎を操っている犯人黒幕は誰なのか?
そもそも、清家にはハヌッセンのような黒幕はいるのか?
1話ごとに怪しい人物が登場するのよね・・・
今回は、笑うマトリョーシカの真の黒幕は清家一郎!?4つの理由から徹底考察!を紹介します。
笑うマトリョーシカの黒幕6人を徹底考察した記事はこちら↓
・【笑うマトリョーシカ】真の黒幕は清家一郎!?
・【笑うマトリョーシカ】4つの理由から徹底考察!
・まとめ
【笑うマトリョーシカ】真の黒幕は清家一郎!?
清家一郎の背後には、ヒトラーを操っていたハヌッセンのような存在がいるのでは?と思われていましたが、本当に黒幕はいるのでしょうか?
考察してみました!
真の黒幕は清家一郎の可能性が高い
そもそも、清家一郎を操る黒幕はいるのでしょうか?
相関図|TBSテレビ 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』
清家一郎は誰からも操られておらず、黒幕は清家一郎自身の可能性が高い!
清家一郎はまるでAIのように、受け答えが完璧すぎて逆に不自然さを感じさせる存在。
道上は清家の事を、何を考えているのか分からない、主体性が無い様に見えると言っていました。
秘書の鈴木俊哉が提唱する事を完コピでき、道上が問題定義した里親制度の見直しについても、一語一句変えずに自分の言葉で話せる、ある意味天才とも言えます。
そして、人の所有欲を掻き立て、思うままに操りたいと思わせる不思議な存在です。
しかし、本当にそんな中身が空っぽで、人の思うがままに動く人なんているのでしょうか?
清家一郎は操られているフリをして、逆に周囲の人間を利用している可能性がありそうです。
【笑うマトリョーシカ】4つの理由から徹底考察!
清家一郎が黒幕の可能性を、4つの理由から徹底考察してみました!
気になるわね!!!
①武智の元秘書・藤田を不採用に
清家にとって藤田は初当選した時点で、役目が終了したと判断したのではないでしょうか。
清家一郎の恩師である代議士・武智和宏。
相関図|TBSテレビ 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』
武智が交通事故死した後、武智の地盤を引き継いで、清家は27歳で初当選し、議員デビューを果たしました。
疑問なのは、ベテランの政策秘書である藤田を採用しなかった、という点です。
初当選したばかりの清家にとって、政界を熟知している藤田の存在は頼りになるはずで、政治活動をしているうえで、大きな支えとなるはずですが、清家は藤田を切りました。
「僕にとってのブレーンは、あくまでも君だから」と鈴木に言い、鈴木は疑問の表情を浮かべていました。
清家は藤田はブレーンにならない、「もう必要ない・・・」と思ったのかもしれません。
藤田を採用しないと知った鈴木の表情が、不穏だったのが印象的だったな。
②道上にかけた言葉の真意
清家は、道上に「僕を見ていてください、僕もあなたを見ていますから」と伝えました。
清家は悲願を達成する為に、官房長官になろうとしている。
そして、マトリョーシカの外身を脱ぎ捨て、中身の笑う自分を見せようとしているのでは?
清家の悲願は、差別をなくし、弱者に寄り添う政策を作ること。
それはおそらく、清家一郎の母か祖母が差別を受けてきたからではないかと思います。
亜里沙のシナリオに書かれていた名前「劉麗蘭」という名前は、祖母の名前で、差別を受け、苦労して生きてきた。
苦労話を聞いてきた娘の浩子は、成りあがるために清家一郎の父である和田島に近づき、清家一郎を身ごもる。
そして、清家一郎を政治家にのし上げ、浩子の悲願を果たそうとしている。
しかし、清家一郎自身は操られているように見せて、自身の別の悲願を達成しようとしているのでは?
③生者必滅会者定離の意味
清家が議員に初当選後、部屋に飾った額には、「生者必滅会者定離」の言葉が書いてあります。
「生あるものは必ず死に、出会ったものは必ず別れるのがこの世の定めである」という意味です。
清家一郎は誰とでもいずれは必ず別れる=縁を切る日が来る、という意味が込められているのではないでしょうか。
議員になった日からずっと、清家の事務所にはこの言葉が掲げられていました。
あらすじ|TBSテレビ 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』
清家は当初から自分を上手に乗りこなしてくれる人を探していて、鈴木、亜里沙、浩子たちに操られるふりをしていた。
そして、それぞれの役目が終われば、また新しい人材を探す。
常に、自分をよりよくしてくれる指南者を求めているのではないでしょうか?
え・・・怖い・・・。
④ビジュアルの表情が笑顔
道上と鈴木は剥がれ落ちた仮面と、その中の表情は違うが、清家だけは❝同じ笑顔❞である
表情が1人だけ違う・・・
「最後に笑うマトリョーシカ」
真中亜里沙が清家をモデルとして書いたシナリオのタイトルです。
誰もが表向きの顔と、内に秘めた顔とに違いがあるのは当たり前だと思います。
道上と鈴木は剥がれ落ちた仮面と内側の表情に違いがあるのに対し、清家は外側も内側も同じ笑顔。
外側の笑顔は、清家の政治家としての表情。
そして、マトリョーシカのように幾つも外側を外していった内側で、清家はやっぱり笑っている。
最後に笑うマトリョーシカは清家自身の可能性大だと思います!
【笑うマトリョーシカ】真の黒幕は清家一郎!?まとめ
今回は、笑うマトリョーシカの真の黒幕は清家一郎!?4つの理由から徹底考察!を紹介しました。
操られていると思われていた清家一郎は、実は操られているふりをしている。
人の所有欲を掻き立て、自分にとっての最適なブレーンをいつもさがしているのではないでしょうか。
この後の展開が楽しみですね!
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