「幾億光年」がドラマ主題歌に抜擢され、一躍ブレイクしたバンド・Omoinotake(おもいのたけ)。
そんなOmoinotakeの「幾億光年」を初めて聞いた人の中には、「どっかで聞いたことある」や「Official髭男ismの新曲かな?」と思った方が多い様なんです。
更に、「Omoinotakeって髭男に似てるよね?」や「ヒゲダンのパクリ?」なんて声も上がっています。
Omoinotakeと髭男の曲ってなんで似てる感じがするんだろう?
ということで、今回はOmoinotakeとOfficial髭男ismとの共通点や、パクリ疑惑の真相について調べてみました。
ぜひ最後までご覧ください。
Omoinotakeと髭男の曲調が似てる!
Omoinotakeの「幾億光年」が「髭男に似てる!」「ヒゲダンの曲だと思って聞いていた」との声がSNSに多数上がっていました。
「幾億光年」はドラマ主題歌に抜擢され、以前同枠の別ドラマでOfficial髭男ism(以下ヒゲダン略)が主題歌を担当。
同じくラブストーリーのドラマだったので、曲調が似てしまったのもあるかもしれません。
多くのバンドがいる中で、こんなにも沢山の「似てる!」という声があるのには、どんな共通点があるのでしょうか。
2つのバンドの共通点はいくつかあるようです!
Omoinotakeと髭男の共通点
Omoinotakeとヒゲダンの曲が似ていると理由を調べてみると、2つのバンドには複数の共通点があることが分かりました。
ここからは、共通点を紹介していきます。
ピアノを中心としたバンド構成
Omoinotake とヒゲダンはともに、ピアノを主軸としたバンド構成です。
【Omoinotake】ボーカル&ピアノ、ベース、ドラムで構成された3人組
【Officaial髭男ism】ボーカル&ピアノ、ギター、ベース&サックス、ドラムで構成された4人組
共通点は、ボーカルがピアノも担当しているところですね!
2つのバンドはともに、R&Bやソウル、ファンク、ジャズなどの音楽に影響を受け、今のポップサウンドをうまく取り入れている点も似ていますね。
更に、Omoinotakeのボーカル・藤井レオさんとヒゲダンのボーカル・藤原聡さんはお互いに以前在籍していたバンドではボーカルではなくドラムを担当してたという共通点もあります!
ピアノの旋律が印象的なバンドは多くはないから、「似てる!」って思っちゃいますね。
ボーカルの声
Omoinotakeとヒゲダンのボーカルの音域は同じくらいで、とても高いです。
更に、地声や裏声のミックスボイスをうまく使いながら、高いキーの曲でも呼びやかに歌っていることも共通しています。
ミックスボイスを使いこなした歌い方や声の質が、似ている印象を決定づけています。
2020年代になると美声が際立つハイトーンなボーカルのバンドが目立つようになり、ヒゲダンの曲はその代表ともいえます。
後で、Omoinotakeの幾億光年がブレイクし、ヒゲダンに似ている?やパクリ?と言われるようになりました。
最近、高音のバンド増えましたね!
同じ島根県出身で結成時期も同じ
Omoinotakeとヒゲダンは同じ島根県出身で、年齢も近く、結成時期も同じ頃のようです。
さらに、Omoinotakeのベース担当の福島さんは、過去にヒゲダンのギター担当の小笹大輔さんとバンドを組んでいたことがあったそうです!
二人は同じ松江高専の同級生で、意気投合。
「PS Because of you」というバンド名で活動していました。
Omoinotakeのボーカル・藤井レオさんとも学生時代から親交があるようで、藤井さんの家にみんなで集まってハモリの練習をしたりと、当時から交流があったようです!
アマチュア時代から切磋琢磨した仲間で、同じような音楽性を好んでいれば、自ずと似た音楽になっていく可能性は高いと思われます。
元々音楽性が似ていたから、当時バンドを結成したんだものね。
好みが同じなら、曲が似ていても不思議ではないですね!
Omoinotakeと髭男のパクリ疑惑の真相は?
Omoinotakeの楽曲がヒゲダンに似てる印象の為、「パクリでは?」との声が上がっているようですが、実際はどうなのでしょうか?
Omoinotakeは、ヒゲダンの曲をパクっていない可能性が高いと思われます。
2つのバンドには共通点が多いこと、特に似たコード進行が「パクリ疑惑」を生んだのだと思われます。
コード進行とは、曲の中でコード(違う高さの音が3音以上重なったもので和音とも呼ばれる)がどのように構成されるのか、どのように進んでいくのかという「コードの流れ」を示すもので、作曲の軸となる部分です。
noah music school
似ていると言われる楽曲は、音楽業界にはたくさん存在し、その理由のほとんどが「コード進行」によるものです。
そしてコード進行には限りがあり、曲を作成しても、王道進行、カノン進行、小室進行など、どれかに当てはまってしまうことが多いようです。
だからこそ、ヒット曲には好まれるコード進行があり、ボーカルの声や音楽性などが似てくるとどうしてもパクリ疑惑が生まれてしまうそう。
SNS上にも、2つの曲のコード進行が似ていると指摘する声は多いようです。
さらに、専門誌でも2つの曲が「似ている」とも取れる記事がありました。
「幾億光年」のサビ直前の〈デイバイデイ〉でリスナーを引き込むテクニックはヒゲダンの「Pretender」の〈グッバイ〉を思い起こさせる
Real Sound
サビ直前が印象的で類似しているので、似てる!と思う人が多いようですね。
人に好まれるコード進行を使うと、どうしても曲が似ちゃうってことですね!
まとめ
今回は、Omoinotakeと髭男の曲調が似てる!共通点やパクリ疑惑も?を紹介しました。
2つのバンドには、ボーカルの声、コード進行、印象的なピアノなどが共通しており、似た印象を与えていることが分かりました。
でも、それぞれの色んな曲を聴いていると、やっぱり違う個性があることが分かります。
今後、Omoinotakeがどのような曲を生み出してくれるのか、楽しみですね!
今後の活躍に注目していきましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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